BD VAPE Precisio MTL RTA

以前から行ってみたいショップがあり、今年のはじめに仕事の出張で関東に行った時にやっと行くことができました。

3PCS VAPEです。
そう、ビールの人のお店です。

Twitterで見ててもみんな楽しそうに賑わってて、行く人がみんな幸せそうなので一度行って見たかったんです。

で、行けた時に購入したのがこちら。

BD VAPE Precisio RTA MTL Style
サイズ:22mm x 52.7mm
タンク容量:2.7mL
ドリップチップ:510
スレッド:510
素材:SS304/ウルテム

package

includes

コレも筒状のキュぽんのヤツ。
フタを開けると頭が恥ずかしそうにこんにちわ。

パッケージに描かれているイラストよりカッコ良いです。

MTLのRTAタンクって最近多いんですけど、コレはネットではハイエンドなRTAって括りで紹介されてることが多いです。
ですが実際はそこまで高価な価格設定ではないです。

実際3PCSでも値段は買いやすい価格です。
ただネットにUPされてないのですよねwwww

airflow

拡大してもらうとわかると思いますが、右側がDLで使う無段階のストレートホール。
左側がMTL向けかな。セパレートホールが空いてます。
これでグッと絞ったドローが実現されます。

deck / pin

シングルコイルデッキ。縦長のぶたっぱななエアホール。コイルに満遍なく空気が当たる構造。

ポジピンはそこそこ出てます。

ワイヤを固定する部分はガイドがありキチンと固定できます。
ガイド部分がひし形になっているのでワイヤをカットするときのガイドの役目もしてくれるのでチムニーに干渉してショートを起こすのも防ぐことに繋がっています。
小さな工夫ですが安心出来るいい加工です。

ジュースホールは3つの小さめなものが開いてます。
これも過不足無くいい感じです。

tank / chimney

チムニー裏は綺麗なドーム型。タンク上部はSS。下部はウルテム。
リキッド残量が最後の方だけ見える。
ドライにならずに済むようにそこは見えるんですね。
しかも全バラし出来ます。全部洗えます。

DT

DTはストレートタイプ。ウルテム部分はスレッドになっていて交換可能になってる。
まぁ510なんで好みのDTに帰るのもあり。

build / wicking

28gカンタル
RTAのウィッキングっていがったり漏れたりの一番の原因。
基本的にはデッキ幅程度のところで一度コットンをカットして、ほぐしたりしてから整えてデッキへ落としていくといいと思います。
僕は初見の場合いつもそれを基準にしてます。

コイルは気持ち程度上げてます。
ウィッキングの際にコイルをどの位置に持っていくのがいいのかがわかりやすいです。コイルを下げるとリキッドが伝漏れしそうな場合とかはウィックを詰めて見ないと分かりにくかったりします。

この場合ほんの僅かに上げるほうが良いと判断しました。
コットンはもう少し多くても大丈夫です。
まぁコレでも漏れたりしないんですけど。
心配な人は少し増やしてください。

fitting

ステルスにはやっぱり似合いますね。

まぁこのMODに似合うタンクを探しててこのアトマイザーに惹かれたってのがあるので当然なんですが。

とにかくカッコ良いです。
そしてこのアトマイザー、仕上げがものすごく良い。

スレッドが全部綺麗に回るし、噛まない。

締め込んだ時に噛んでしまって回せなくなる時ないですか?
あれほんとムカつきますよね。
最悪の場合工具で傷つくの覚悟して回すとかもある。
で、傷ついて泣く。あるよね。あるでしょ?それ。

それがないんですよ。
ホンマにめっちゃ気持ちいい。

味は当然ながらめっちゃ美味い。

ホリさんオススメだから当然なんやろうけど、期待外れとかあったらオモロイのになぁとか若干悪いことも考えてたりしたんですけど。
普通にめっちゃ美味いからつまんない。

ストレートホールでDLしてもいいし、セパレートホールで穴一つにしてグッと絞ってMTLしてもめっちゃいい。
タバコ程度のドローなので馬鹿重いまで行かない。
頬っぺた疲れるくらいクッソ重いドローが好きって人には軽いと思うくらいのドロー。

なのでMTLとは言え気持ち軽いくらいだと思った方がいいかも。

ただ味の出方はとても良い。

あと少しWATTは気持ち強めに。
通常MTLだと1.0ohmあたりのコイルにする人多いと思うんですけども、12W程度で運用してる場合15〜16W程度かけるといい。
ミスト温度も高くなり難いし美味しいですよ。

3PCSでは店頭販売だけですが、ネットではオフィスエッジさんで販売されてましたよ。

CTHULHU Mulan MTL RDTA

MTLにこんなにスポットライトが当たる事になるとは少し前までは考えていませんでした。
と言うのも個人的にはVAPEを減煙目的で始めたので、タバコの喫い方ができるアトマイザーって以前は少なかったんですよ。

しかも良い加減の喫味加減のアトマイザーは総じて高額でした。
DLの喫い方も嫌いって訳ではないんですが、日常のVAPINGにおいて私の場合はMTLが好みなんです。

RTDAってタンクとドリッパーのいいとこ取りです。

それが安価でカッコよくて使い勝手いいとなれば、それはかなり良いんじゃないの?って思うのでレビューしていきます。

こちらは京都のVAPE SHOP VAPE WORXさんからご提供頂きました!いつもありがとうございます!

package


Height :33 mm
Diameter :22 mm
Tank Capacity :2 ml
Type :Single Coil RDTA
Thread :510 thread
DripTip :510

筒状のパッケージでコロンとして可愛い。
卒業証書とか入れるアレの感じです。
ただ中身が取り出しにくいww

Includes

1 x Mulan MTL RDTA
(with derlin drip tip, glass tube)
1 x 510 steel drip tip
1 x PC tube
1 x Spare O-ring
1 x Manual
1 x Flannel bag

DT

SSのロングタイプとデルリンのショートタイプ。
510のDTなら何でも付きます。

載せるMODに合わせてDTも変えてドレスアップできるのも楽しいですよね。

バラしてみた

デッキ部分だけにできるのでビルドの時にウィックをカットするのが楽チンなタイプです。

deck

シングルコイルのボトムエアフロー構造。
こんなデッキのRTDA以前にもあったよね?
何だったっけ?
どっかのねーちゃんが買い占めてたよなぁ・・・

ボトムのエアフロー部分がネジで固定されていて、
0.8mm/1.4mm/2.0mm
の3種類からチョイスできます。
BF用のポジピンも付属してます。

写真をよく見てもらうとわかるんですが、デッキ直下のポールにBF運用時のリキッドの出口があります。

Galaxies MTL RDTA みたいな感じです。

トップキャップ裏側です。
チムニー部分はドーム型。
デッキを覆うようなチャンバー形状が内包されています。
ここだけ見るとRTAみたいです。

build / wicking

シングルコイルのビルドは今回28gカンタルです。
抵抗値は1.33ohm。

コットンの量と脚の長さはこれでも多いくらいです。
長さ的にはもっとカットしても全く問題ないです。

fitting

付属のPCチューブだとガラスチューブの部分のくびれがなくなり、まるで寸胴になるんですがそれもMODによっては合わせやすくなって良いかなと思います。

喫味

肝心の味ですが、驚くほど良いとまでではないにせよ十分に美味しい味が楽しめるアトマイザーです。

何よりエアフローが心地いい程度に調整できるので満足度はかなり高いです。

トップキャップの裏側には切り欠きがあり、エアホールと合わせる様に被せなければ閉まりません。このキャップの付けたり外したりが若干やり難いのがやや問題かなと思うところです。

ビルドに関してもかなり楽チンで良いです。

めっちゃ美味しい!ってなる様な事ではないですが、当たり前に美味しいです。十分です。
ハイエンドで高価なアトマイザーに比べて飛び抜けてってことはないって事であって十二分に満足できるレベルの製品です。

ドローに関してですが僕のセッティングでは
0.8のエアフローにキャップのエアホールは全開にしてますが
ちょうど紙巻きタバコくらいのドローです。
正直ちょうど良いです。
んで笛みたいな音なりもありません。静か。

トータル的に満足のできる製品だと思います。
写真見てもらってわかると思いますが、すでに何かしらのMODを持っていてRDTAを検討中の方にはもちろん損のない製品です。

そしてこれはビギナーの方にこそ良い製品だと思います。
以前レビューしたKroma-Rにもかなり似合うので簡単操作と簡単なビルドでお手入れもしっかり出来てBFへの拡張性もある。

MTLからDLでも使えて喫味やドローもかなり自由度が高い。
とまぁいい事だらけのわりに価格が安い。
コレは本当にKroma-Rとセットで販売されてもいいんじゃないかと思うくらいに良いです。もちろんPICOにも似合うけど(笑)

購入はこちら→VAPE WORX

asMODus Anani MTL RTA

お久しぶりです

随分と放置していたこのブログですが、久々に更新していこうかと思います。

あまりに放置し過ぎてたのでブログってどうやって書くんだったっけ?ってくらい忘れましたww

まぁ今年は色々と落ち着いてくる予定なので、ブログを再始動させて行きたいなと思っていた矢先にレビューの依頼をいただいたのでおっかなびっくりやらせてもらう事になりました。

って事で今後もゆるっと更新するつもりなので、気が向いたら覗きに来てやって下さい。よろしくです。

asMODus Anani MTL RTA

今回レビューするのはasMODus Anani MTL RTAになります。

何気にasMODus製品って初めてなんですよね。RDAも触った事があるって程度で、所有したことはないんですよ。

こちらは京都裏寺町のVAPE WORXさんからご提供いただきました。ありがとうございます。

  • パッケージ
タイヤみたいな見た目のパッケージ
RTA本体/説明書/付属品
予備Oリング/予備ネジ/ドライバー/プリメイドコイル

このプリメイドコイル、塩ニコ向けのコイルだそうです。塩ニコにはNi80が相性いいんですかね?とはいえ1.15ohmと高めの抵抗値でしかも単線コイル。Oni Coilsからはクラプトンコイルも販売されているはずなのですがあえて単線なのかな?

  • デッキ

デッキはベースから少し浮いているラピュタデッキ。エアホールは9個の小さな穴がコイルを全体的に狙うようになっていて、ミストがスムーズに上がりやすいように設計されているように見えます。また、ジュースがエアホールへ流れにくいように高い設計になっているのでジュルッとなりにくそうです。

写真では分かりにくいかもしれませんが、コイルの足がビルドの時に逃げにくいように返しが設けられています。なので単線でビルドをするのもとても簡単です。

ただコイルをコイラで巻く人は巻く時の向きに注意して下さい。コイラで巻く時は奥から手前にむかって巻く必要があるのでそのまま巻くと足の向きが逆になる事があります。

  • キャップ/チムニー/タンク/DT

チムニー一体のタンク。画像でもわかると思うんですが、チムニーからDTまでの動線が極端に細く作られています。これ見て付属のプリメイドコイルが単線コイルなのが納得です。

デッキにはクラプトンコイルも組めるキャパがありますが、高めの温度になったミストがほっそいチムニーを通って唇があっつ!ってなるのが目に見えますww

ちなみにこのRTA、エアフローコントロールがありません。というより出口がこれだけ絞り込まれているのでコントロールしようがないから固定なんでしょうね。ただAFCが無いってことはドローが合わない人にはどうしようも無いっていう振り切った製品だってことです。

ジュースのチャージはトップフィル。ドロッパーボトルからのチャージはやりにくいです。ユニコーンからのチャージがおすすめです。

  • build

とりあえず28gのカンタル単線で1.5ohmに組んでみました。12w4.2v前後でパフっていってみます。

ドローは結構重いですね。ほっぺたつりそうなほどでは無いけども、ギリギリDLできないくらい。(伝われ

1.0mmのアタッチメントつけたDvawくらいでバーサーカーより重いくらい。(伝われ(2回目

ジュースコントロースはありませんが、漏れそうな感じはありませんね。ただMODから外すときにしっかり根元を持つようにしないとキャップだけ回してしまってデッキが居残りキメてジュースがダバーっとなるのでそこは注意。(涙目

  • フィッティング

STRIDE VR-80 に載せてみました。

24mmアトマなので少しゴツ目のMODの方が似合います。

形状も独特なので似合うMODは限られてくるかもしれません。

あとできればテクニカルMODでVWもしくは温度管理で好みの温度と出力に合わせながら使うのを強くお勧めします。

写真撮り忘れてたんですがポジピンは固定です。調整や取り外しはできません。

ハイブリッドメカMODでも使用も可能ではありますが、製品の方向性と合わないと思います。あくまでもMTLにコミットする製品としているのとミストが熱くて唇あっつ!ってなります。

>見た目より素直ないいこ

独特な形状の見た目と24mmのごつさとは裏腹に、ミストの方はすごく素直な表現で美味しい。しかもちょうどいい重さのドローで吸い疲れしにくいくらいで個人的に好み。

あの蜂の巣状のエアホールもすごくいい仕事してる。コイルにあたるエアーがミストをうまく運んでくれてる感じがします。

ただビルドに幅はあまり無いかな。

クラプトンとか組めるけど構成も限られてるしミスト温度が上がりやすいチムニー形状なので気をつけないと唇火傷する羽目になりそうです。

しかし単線で簡単に組んで美味しいってのは絶対的正義だと思うし、特殊な条件下で特別美味しいアトマイザーより雑に組んで簡単に美味しいほうが良いアトマイザーだと思う。

少し個性的な見た目とか固定のAFCとか、DTも変更しにくいとかクセはあるんやけどそれでも良い子やと思う。価格的にもお手頃感あるしこの価格でハイエンドと張るだけの味やしアリ。

購入はVAPE WORXでどうぞ